ニューヨークスタイルのベーグル専門店「HILL’S BAGEL(ヒルズベーグル)」(高崎市上大類町)が7月29日、オープンした。
店主の柳橋尚美さんは高崎市出身。カリフォルニア州サンノゼで暮らしていたが、子どもの進学に合わせ2020年、一家で帰国。「日本のベーグルがアメリカのベーグルと違う。本場のベーグルを提供したい」とヒルズベーグルをオープンした。
ベーグルはリング状に成型した生地を茹でてから焼成する。生地は小麦粉と塩と水とシンプルだ。本場はニューヨークとされ、好みの具材を選んで作るサンドイッチなど日常的なフードの一つとして親しまれている。
ヒルズベーグルはベーグル(冷凍)をニューヨークから直輸入している。柳橋さんは「アメリカ産の小麦粉とニューヨークの水(硬水)で作られたもの。一日寝かせた生地のもちもちとした食感と風味が違う。解凍すれば食べられるが、蒸してからトースターで焼く。表面の水分が飛ばし香ばしさを引き出す」と力を込める。
ベーグルは「プレーン」(270円)、「ホールウィート」(280円)、「シナモンレーズン」(320円)、「ダブルチョコレート」(300円)など約20種類。ベーグルと具材を選ぶサンドイッチは「クリームチーズ&ジャム」(400円)、「ベーコンチーズ」(550円)、「BLT」(800円)など。「コーヒー」(500円)、「カフェラテ」(550円)。
営業時間は10時30分~18時。日曜定休。イートインは6席。