「ウクライナ支援前橋市民実行委員会」（委員長＝山本龍前橋市長）は4月22日、「前橋テルサ」（前橋市千代田2）でウクライナ支援チャリティー公演「Duo AB performance 2022」を開催する。

「赤城南面千本桜まつり」での演技

　前橋市議会がウクライナへのロシア侵攻に抗議する「平和を求める決議」が全会一致で決議し、前橋市も難民の受け入れに向け動きを早めている。

　チャリティー公演は市民による支援活動の一つで、キーウ出身のオーリャさんと真志（まさし）さんによるアクロバット公演の売上の一部（必要経費を除いた分）と会場での募金（募金箱を設置）をウクライナ大使館を通じウクライナに届けるもの。

　オーリャさんは「ウクライナ国立サーカスカレッジ」修了。真志さんは「沢入国際サーカス学校」修了後、ウクライナにサーカス留学した。二人は2009年に「Duo Abimanola（デュオアビマノーラ）」を結成。もっと覚えやすい名前にと2014年に「Duo AB（デュオエィビー）」に改名。群馬県内では「ぐんまフラワーパーク」「ららん藤岡」や「赤城南面千本桜まつり」をはじめとするイベントなどに出演したいた。

　オーリャさんは高前経済の取材に対し「私は日本にいて、どうすればウクライナを支援することができるのか考え続けた。私自身は新型コロナウイルスの影響で仕事が減り、十分な資金を調達できない。正直に言うと今、ショーについて考えることはとても難しいが、なるべく明るい気持ちでショーを作りたいと思っている。ロシアから身を守るのを手伝ってください。祖国ウクライナを支援するために参加していただけるみなさんに感謝します」と話した。

　開演時間は18時。定員は500人。入場料は2,000円、中学生以下無料。問い合わせはウクライナ支援前橋市民実行員会（tel 080-2373-1005）で、申し込みはファックス（027-232-1110）、メール（m a e b a s h i . u k r . c h a r i t y @ g m a i l . c o m（スペースを除く））で受け付ける。