第6回榛名山ヒルクライム大会が開催された5月20日、榛名山頂に向け6677人が出走。6600人が完走した。
前週の高温、前日の強風がうそのようなおだやかな五月晴れ、気温13度~22度と絶好の自転車日和。エキスパート男子は上位10人がコースレコード(38分43秒061)を越えた。
6年連続出場のモデル、日向涼子さんは自己ベストを更新した。「暑くもなく寒くもなくちょうどいい気温だった。コースにも慣れてきてタイムも出せた。来年もがんばる」と話した。タイムは54分11秒。
同じく6回連続出場の大会公認ママチャリスト、戸丸大地さんも自己ベストを更新。「ライバルと競り合うレース展開が功を奏した。ライバルのおかげ」とレースを振り返った。52分32秒166。
おなじみの群馬住みます芸人「アンカンミンカン」の川島大輔さんは4大会ぶりに、あの化粧姿で現れた。バイクはスポーツ車だが「やっぱり芸人はこうでなくっちゃ」という声が聞こえそう。「途中でバーベキューしている人のところに寄ってホルモンを食べたり、給水所のおばちゃんとトークを楽しんだりと本来の走りができた。来年はママチャリにもどってがんばりたい」と意気込む。1時間46分。
一方、今回初出場した「山の神」と呼ばれるヒルクライマー、森本誠さん(愛知県)はコースレコードには及ばなかったが「前半はゆるやかな登りで後半はかなりきつい。勾配の変化があっておもしろいコース。来年も参加できればコースレコードを狙いたい」と話した。39分28秒661。
回を重ね、日本屈指の規模を誇るヒルクライム大会になったハルヒル。森本さんは「ハルヒルはボランティアも多く、運営もぴかいちの大会」と太鼓判を押した。