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警視庁「事件だるま」解決事件名背負い前橋に帰る 高尾SNS事件も

左から佐藤篤志警部補、五十嵐卓巡査部長、山本龍前橋市長

左から佐藤篤志警部補、五十嵐卓巡査部長、山本龍前橋市長

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 前橋市が警視庁捜査第一課に贈っている前橋産のだるま、通称「事件だるま」「警視庁だるま」が12月26日、前橋に戻った。

【写真】事件だるま2017の解決事件名

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 前橋市から警視庁へのだるまの贈呈は1965(昭和40)年頃から続いている。だるまは「木村だるま店」(前橋市上青梨子町)が製造したもの。警視庁捜査第一課では1月4日に片目を入れ、その年に解決した事件の中から選んだ事件名を書き、もう一方の目を入れて前橋に返す。

 今年解決した事件は約70件以上に上る。だるまには背中いっぱいに14の事件名が書かれていた。14番目は「SNSを利用した一都四県居住の男女9人に対する連続殺人、死体損壊・遺棄事件」。佐藤篤志警部補は「高尾のSNSは反響も大きくだるまの効果で被害者の無念を晴らすべく、早期解決を目指している。捜査は進行中だが被疑者を検挙したので書いた」と話した。

 事件だるまは12月26日~1月5日まで前橋市役所1階ロビーに展示し、9日の初市で供養(お焚き上げ)する。

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