9月24日に開催された自転車レース「第7回まえばし赤城山ヒルクライム大会」に台湾から1チーム13人が参加し、それぞれ完走した。海外からの参加は初。
13人は「TAIWAN野馬」のメンバーで、近畿日本ツーリスト台湾支店が企画した「前橋市サイクルツーリズムモニターツアー」を通じて来日し赤城山に挑んだ。
リーダーの高世軒さんはレースを終え、「今まで日本のレースに数多く参加しているが、赤城山は、台湾でも人気のマンガ『イニシャルD』の舞台とあって親近感があった。コースはとてもきつかった。台湾ではこのようなずっと上り坂のコースはない。全員完走できてうれしい」と話した。
チームのトップは葉奇典さんの1時間18分14秒、高さんは1時間26分42秒だった。
高さんは「目標タイムの1時間30分を切れてよかった。今度は日本の人が台湾『武嶺』のヒルクライムに参加して、自転車の楽しさを台湾に広げてもらえたら」と呼び掛けた。
大会にはプロ185人、関東エリアを中心に一般3016人が参加。プロはJose VICENTEさん(東京、マトリックスパワータグ)56分31秒、一般男子の優勝は田村篤志さん(群馬、チームR&D)57分04秒、女子は狩野綾さん(群馬、上毛レージング)1時間10分46秒だった。