元SL運転士の後閑治人さんが9月2日、JR上越線水上駅で実際のSLを使い、整備作業について解説する。後閑治人さんは「SLの伝道師」と呼ばれる伝説のレジェンド。
後閑さんは1979(昭和54)年、国鉄(現JR)に入社。1999年にSLの機関士免許を取得し、「D51 498」「C61 20」の運転士として活躍。EC運転士の指導のほかSLシミュレーターの監修にも携わった。
後閑さんによるSL整備作業の解説は今年6月、8月に続き3回目。当日運行する高崎9時56分発、水上12時03分着の「D51 498」を使い、SLが動く仕組みや運転ノウハウなど、運転士だからこそわかる知識を交え解説する。実際に方向転換する作業も見られる。
直接現地で参加することもできるが、9時56分発「D51 498」にまだ空席がある。
開催時間は12時10分頃~13時。