利根川と流域の変遷を研究している医師、小野久米夫さん(小野内科クリニック院長、前橋市川原2)が6月7日、NHKの人気番組「ブラタモリ」のように散策する「群馬大学荒牧キャンパス周辺の利根川形跡を巡る」を開催する。
小野さんは2008年に小野内科クリニックを開業。訪問看護を行う中で、地域の人から利根川の話しを聞きその変遷と生活への影響に興味を持ち、研究を進めてきた。
今回は古地図や古い写真などの資料約100点を展示するとともに、古地図を見ながら現場を散策する。「縄文時代から現代まで、時代によって流れが変わるとともに土地の利用方法や考え方が変わってきていることがわかってもらえるはず」と小野さん。
開催時間は14時~15時。参加無料。希望者は群馬大学中央図書館ギャラリー(前橋市荒牧町4-2)に集合する。
展示は6月19日まで。