前橋出身の映画監督、清水崇さんが手掛けたビデオ作品をきっかけに火がついた「呪怨」、シリーズを完結する映画「呪怨 ザ・ファイナル」が6月20日から全国で上映されている。
清水崇監督は1972年前橋市生まれ。群馬県立中央高等学校から近畿大学に進み、在学中に脚本家の石堂淑朗さんや群馬出身の映画監督、小栗康平さんらに学んだ。卒業後、「学校の怪談G」(関西テレビ)を手掛けたのを皮切りにビデオ版「呪怨」(2000年)、「呪怨2」(同)を製作しホラー監督として注目を集めた。
「呪怨」はビデオ版の後、「THE JUON/呪怨」(2004年)、「呪怨パンデミック」(2006年)と清水監督がメガホンを取り、その後「呪怨 白い老女」(2009年、R-15指定、三宅隆太監督)、「呪怨 黒い少女」(2009年、清水監督)、「呪怨 終わりの始まり」(2014年、同)とシリーズ化され、今回「呪怨 ザ・ファイナル」(2015年、落合正幸監督)で完結する。
清水監督のこだわりで「幽霊が出まくる」映画として知られる「呪怨シリーズ」。蒸し暑い夜に冷やっとしたい人におすすめしたい1本。
ユナイテッドシネマ前橋、イオンシネマ高崎、イオンシネマ太田で上映中。