2013年度に急増した「ぐんまちゃん」の利用が、ゆるキャラグランプリ2014で1位になったことからさらに増えることが予想され、群馬県は波及効果に期待を寄せている。
【関連画像】群馬銀行「総合口座」「普通預金」ぐんまちゃんデザインの通帳
ぐんまちゃんは基本イラストを使用する場合は申請書で、ポーズや着衣を変える場合はデザインチェックなどの手続きを行えば利用できる。著作権料や使用料などは必要ないが、群馬県がイメージを損なうと捉えた場合、商品化された後でも使用の差し止めができるようになっている。
ぐんまちゃんの利用申請は2011年度は313件だったが、2012年度は792件、2013年度には2700件と急激に増えた。
ストラップ、キーホルダー、文具、Tシャツ、トレーナーなどグッズ系のものからケーキ、和菓子、パンなどの食品、書籍などの商品が多いが、昨秋にはホテルメトロポリタン高崎などが「ぐんまちゃんルーム」を提供するなど、商品化の幅を広げた。
群馬銀行では今年4月に総合口座と自動積立定期預金の通帳やICキャッシュカードにぐんまちゃんデザインを取り入れ、11月には普通預金の通帳もぐんまちゃんデザインを加えた。
着ぐるみの貸し出しを行っているが、着ぐるみの写真を使う場合は群馬県が用意したもの以外は使用できない。