高崎市美術館(高崎市八島町、TEL 027-324-6125)で現在、2012年に金井東裏遺跡(渋川市)で見つかった「甲(よろい)を着た人骨」の写真展が開かれている。
同館では7月6日から「ナショナルジオグラフィック展」を開催しており、よろいを着た人骨写真展はその一環。ナショナルジオグラフィック協会といえば「マチュピチュ」や「オルドヴァイ渓谷の猿人化石」歴史的発見の写真や記事で知られる。
群馬は東日本有数の遺跡密集地。中でもよろいを着た人骨は日本初の大発見で、同館では「ジオグラ級」と位置付ける。
写真のほとんどはA2サイズに引き延ばされており、細部まで観察できる。
入館料(ナショナルジオグラフィック展共通)は一般600円、大高生300円。開館時間は10時~18時(金曜は20時)、月曜(祝日の場合は翌日)休館。よろいを着た人骨展は9月28日、ナショナルジオグラフィック展は9月30日まで。