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前橋、がれき受け入れプロジェクトチームが中間報告

がれき置き場の空間線量を測定するプロジェクトチーム員、写真は山田町

がれき置き場の空間線量を測定するプロジェクトチーム員、写真は山田町

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 前橋市は5月11日、東日本大震災のがれきの広域処理について「可能な限り協力する必要がある」と発表した。プロジェクトチームの中間報告。

今なお続く懸命な作業

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 プロジェクトチームは4月1日に設置され、被災地の現状把握や先行自治体の視察を行うとともに、対応策などの協議を重ねてきた。 その結果、被災地では広域処理を必要としており、がれきの放射線濃度は安全性に問題がないため、可能な限り協力する必要があるとした。

 がれきは岩手県山田町、大槌町の二次仮置き場の木くずで、セシウムは1キロあたり山田町分が21ベクレル、大槌町分が47ベクレルと群馬県の基準である100ベクレルを下回る。

 がれきは六供町清掃工場で焼却し荻窪町の最終処分場に埋める考えで、六供町、荻窪町の自治会役員らに説明した。

 山本龍前橋市長は「説明会では厳しい意見もあった。受け入れそのものより地元への報告が遅れた。燃焼実験で環境負荷が少ないことが確認でき次第、正式に説明会を開く」考えで、「県の役割について再確認したい」とした。 

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