コーヒー豆の焙煎(ばいせん)と販売を手掛ける「大和屋」(本社=高崎市)が昨年10月に発売した「がんばろう東北珈琲」の義援金が3月31日で約14万円になった。
「がんばろう東北珈琲」はすっきりとした後味が特徴のブレンド。「希望をテーマに酸味、渋み、苦味のバランスを取りさわやかなテイストにした」(同社担当者)という。
価格は100グラム525円で、このうち25円を義援金に充て群馬県信用組合を通じて日本赤十字社に寄付する。寄付総額は3月31日で137,475円。金融機関の振込受領書をホームページで公開している。
同社は3.11以降、東北地方の焼き物を集めた展示即売会の開催や、催事売り上げの一部を寄付するなどの支援を行ってきた。日常生活を通し被災地支援を呼びかける「がんばろう東北珈琲」も続ける予定で、直営店、グループ店、ネットショップで取り扱う。