美術系予備校「高崎美術学院」(高崎市岩押町)が運営する一般向け美術専門指導「アートフォーラム高崎校」(同、TEL 027-326-5585)が10月17日、写真学科を開設した。
高崎美術学院は1982(昭和57)年4月、同市鞘町で開校した。一般向けのアートフォーラムの開校は1994年。一般向けとはいえ油絵、日本画、版画、彫刻、デッサンなど専門的なカリキュラムが用意されている。
写真学科は美術としての写真を学ぶことが目的で、県内にデジタルカメラの教室はあるが、美術としての写真の教室は同フォーラムが初。板谷光洋学院長は森山大道のモノクロ作品を見て、「絵を学ぶようにカメラで表現することを学ぶコースがあってもいいのでは」と写真学科開設を決めたと話す。
体験コースは2カ月で、定員10人に対し8人の申し込みがあった。専科は来年1月16日からで、期間は6カ月。受講料は、体験コース=5万円、専科=18万円。