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まつりが迫る高崎に「おはやし」の音-花火大会は別開催に

頭に「琴(きん)太鼓」を打つ子ども2人が座る小振りの山車。「勢ぞろい」は圧巻

頭に「琴(きん)太鼓」を打つ子ども2人が座る小振りの山車。「勢ぞろい」は圧巻

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 開催まで10日を切った「高崎まつり」――山車を出す北地区と中央地区では連日、子どもたちがおはやしの練習に取り組んでいる。今年は東日本大震災による警備体制などへの影響を考慮し、花火大会は別開催となった。

色とりどりのだるまが中に舞う

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 高崎は38基の山車とともにおはやし、粋な文化を伝える街。昨年は10年ぶりに38基の山車が引き出された。今年は輪番の年にあたり、北地区と中央地区の16基が登場する。

 まつり当日は山車だけでなく、市街地のいたるところでさまざまな出し物が楽しめる。みこしは「高崎東会」「高崎右京会」などの粋筋のほか、高崎信用金庫、NTT東日本高崎支店などの企業や「鞘町」「友心会」「「和田田中町」の子どもみこしまで含め全21基が練り歩く。

 高崎まつりに欠かせない出し物として定着した「阿波(あわ)踊り」は、医療関係者で構成されるおなじみの「どですけ連」のほか、「写楽連」「天喜連」が軽快な踊りを披露する。

 このほか、和太鼓や創作だるまみこし、巨大だるまみこし、福引など出しものが多いため、学生を中心にしたボランティア約50人の「もてなし隊」がJR高崎駅西口と市街地要所に設置するブースでまつりを案内する。

 時間は両日とも12時ごろから夜にかけて。花火大会は8月28日に開催される。

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