高崎市美術館で「山口薫と故郷の人々」展-生誕100年で

山口薫1954年の作「牛の頭」

山口薫1954年の作「牛の頭」

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 高崎市美術館(高崎市八島町、TEL 027-324-6125)は5月27日より、「山口薫と故郷の人々-生誕100年を記念して-」を開催する。

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 山口薫は1907年高崎市に生まれ、高崎中学校(現在の高崎高校)から東京美術学校(同東京芸術大学)に進み、3年間の渡欧経験を経て、長兄が建てたアトリエ(東京都世田谷区)で本格的に制作活動を始めたが、故郷から離れた後も原風景である故郷の山河を繰り返し描いた。その作風は、「西洋の絵画技法の油彩を日本人らしい感性で消化した」と評されている。

 同展では、同美術館所蔵の「観音の立つ山」はじめ、油彩やスケッチなど約90点を展示。作品の中には、山口薫にゆかりの深い地元の所蔵先や、旧箕郷町が所蔵している作品が含まれている。

 入場料は、一般=100円、大高生=80円、中小生=50円(同市在住の中小生に限り毎週土曜入場無料)。6月23日には、山口薫ゆかりの里でスケッチをする「こどもアート教室」(参加費100円)も開催する。7月1日まで。

高崎市美術館

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