ドクロ専門店の「ドクロポーチ」、マニアの間で話題に-前橋・蛇骨堂

コミカルな表情はマニアでなくても興味をそそられる。右上と左下はモヒカンタイプ

コミカルな表情はマニアでなくても興味をそそられる。右上と左下はモヒカンタイプ

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 ドクロにこだわる専門店「上州本店 蛇骨堂(じゃこつどう)」(前橋市表2、TEL 027-260-9939)で初期製造分が完売したオリジナル商品「ドクロポーチ」が再入荷した。

ドクロポーチを蛇骨ママに持ってもらいました

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 今年4月で開店10周年を迎えた蛇骨堂は、JR前橋駅前のケヤキ並木の中程ほどに位置する。店頭に積まれたドクロのオブジェ越しには骨格標本がディスプレーされており、初めてだとドアを開けるのにちょっと勇気がいる。

 「よく言われるんですよ、気になっていたけど入れなかった…」とオーナーの蛇骨ママこと中川さんは笑う。

 シルバーや骨董(こっとう)、皮のグッズが並ぶ店内は中川さん自身の美的感覚を映したような空間にまとめられ、単体で見ればおどろおどろしいものまでがおしゃれでかわいいものに見えるから不思議だ。

 中川さんはもともとドクロ好きで、「専門店があったらいいのに」と自分で作ってしまった。商品は万人に好まれるものではないが商圏は広く、隣県、「遠くは千葉県や仙台から来店する人もいる」という。

 品切れしたドクロポーチは、ドクロの顔までが牛皮製。充血を表現した目玉の線や顔は立体的に形作った皮にエアブラシで彩色されている。ドクロの頭のてっぺんにはベルト通しやカバンなどに下げるためのクラスプが付いている。

 ポーチに入れるものを尋ねると、中川さんは間髪入れず「ドクロポーチはドクロ好きをさりげなくアピールするためのものなので、特に何を入れるというわけではなく、キャンデーを入れている人が多いかな」と。価格は1万6,800円。

 営業時間は10時30分~15時、17時~20時(土曜・日曜・祝日は10時30分~20時の通し営業)。水曜定休。

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