着物スタイリストの石田節子さんが「脱いじゃった」-沢尻さんの衣裳で実演も

「襦袢は必ず下からこのように着ると、そこはかとない女性らしさが出ます」と石田さん

「襦袢は必ず下からこのように着ると、そこはかとない女性らしさが出ます」と石田さん

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 着物スタイリストの石田節子さん(東京・銀座「らくや」)が4月29日、日本絹の里(同市金古町)で開催されたトークショーに出演し、着物の着方や婚礼衣裳の着付けを実演した。

沢尻エリカさんが着た衣裳を使って

 日本絹の里は4月17日からアンティークの打掛や振袖を集め「華やかな婚礼衣裳展」を開催しており、トークショーに石田さんを招いた。

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 石田さんは着物の歴史や着物に対する考えなどに触れた後、「着物を着ると得をする。着物だと所作がしとやかになり、どこでも優しくしてもらえるし、ほめられる。着物が流行ってきたがまだまだ数は少ないのでおすすめ。ワードローブの中に洋服と着物があり、今日は何にしようかと、自然に着られるようになれば」と話し、「今から簡単に楽に着られる着物の着方を実演します」と、兜(かぶと)の絵柄の帯を解き始めた。

 石田さんは「私は講演会などでよく脱ぐんですよ」と会場を沸かせ、「大丈夫、肌着の下にスパッツを付けてますから」とするすると襦袢を脱ぎ肌着姿に。

 約100人の参加者の中には着物姿の人も。年齢は20歳代から70歳代まで幅広い。食い入るような視線を浴びながら、いとも簡単に着物を着る石田さん。「今は補正を行うのが一般的だが、戦前の着物姿の写真などを見ると人それぞれで『それでいいの』と思うような着方まである。自分の体に合うように着ればいい」という。

 婚礼衣裳の着付けは同館の兵藤さんをモデルに、昨年1月、沢尻エリカさんが着たアンティークの打掛、小物一式を使って行った。

 沢尻さんと言えば、あでやかな打掛とユリを使ったヘアスタイルが注目を集めた。「ヘアスタイルが先に決まっていたので衣裳は小物を含め白、赤、金の3色に絞った。打掛は昭和初期のもの。アンティークの着物は今のものと違いしなやかで、柔らかくやさしい感じの花嫁に仕上る」、折しも離婚で騒がれていることから「いろいろなことを言われているが、二人ともとてもいい人よ」(石田さん)とも。

 石田さんの着付け教室で学んだという女性(埼玉県鴻巣市)は、「先生の話はいつ聞いても楽しい。打掛などは結婚式でもないとなかなか間近で見る機会がない。アンティークの打掛はぜひ着てみたいと思うほど魅力的だった」と声をはずませた。

 同館では4月30日、紬や帯、小物などを販売する「移動らくやin絹の里」を開催する。開催時間は10時~17時。「華やかな婚礼衣裳展」は5月24日まで。

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