不動産投資支援サービスを手がける金森実業(本社=東京都港区)は5月25日、JR高崎駅西口に「高崎駅前プラザホテル」(高崎市通町、TEL 027-322-1011)をオープンする。
同社は、閉鎖していた「高崎プラザホテル」を買い取り、リニューアルとともに名称を変更した。部屋のタイプは5種類で、いずれも「疲れをいやす落ち着いた部屋」(同社担当者)をコンセプトに、茶色やえんじなどシックなカラーのインテリアでまとめられている。部屋数は、サービスツイン20室、シングル17室ほか全46室。「広さにこだわった」(同担当者)という同ホテルの浴槽は、ビジネスホテルで通常使用されているものより20センチ長い1メートル60センチのものを採用した。
同ホテルの最大の特徴は、シングル1泊=4,000円~(朝食無料)の料金設定。同駅西口から徒歩5分圏内には、同ホテルのほか、ホテルメトロポリタン高崎、アパホテル高崎駅前、高崎ワシントンホテルプラザ、東横イン高崎駅前などがある。いずれも、5,000円台~9,000円台(通常価格)となっているため、同ホテルの料金は同圏内で最安値となる。
そのほか、チェックアウトタイムを通常の10時から12時に変更する「朝寝坊プラン」(1,000円追加)や、空き室がある場合のみ深夜24時以降にチェックインする「ミッドナイトプラン」(800円割り引き)、日中3時間から利用できる「デイタイムプラン」などのオプションを用意し、利便性の向上を図る。
昨年末に同物件を買い取った同社の担当者は「リフォームのコストを入れても利回りのいい物件だった。3~5年で収益モデルになる」と見込む。開業前から、すでに3割程度の予約が入っているという。