高崎前橋経済新聞のヘッドラインニュースの本数が1月4日、1,000本に達した。運営はフェイス(前橋市南4)。
高崎前橋経済新聞は2007年3月、高崎・前橋エリアの情報を中心に地域に根ざしたニュースをインターネットで配信するメディアとして創刊。ほぼ1日1本の記事を公開してきた。
高崎前橋経済新聞の編集長を務める長谷川広子社長は「公開準備のためにネタ集めを始めた時からちょうど3年が経過した。2年目くらいから、『記事を見たという来店者があった』『イベントの集客数が増えた』などうれしい知らせをもらえるようになった。当初はネタを見つけることすら困難で苦しいこともあったが、『日々是新(日々是れ新たなり)』の精神で走ってきた。高崎・前橋周辺エリアの情報を県外に知らせるメディアとして多少は地元の役に立つようになったのかも」と話す。
栃木県出身の漫才コンビ「U字工事」のネタで知られるように、昨年、北関東3県は「ブランド力」の最下位を争った。
「例えばブランド力25番目よりは最下位争いの方が目立つとも言えるが、ブランド力アップにはインターネットによる情報発信は欠かせないものになっている。関越道を使えば都内から高崎・前橋まで約1時間。インターネットを有効活用し集客の想定エリアを従来より広げれば集客数を増やせる。ブランド力とイコールではないにしろ、もっと認知度を高めることができるのでは」とも。
昨年、みんなの経済新聞グループに「水戸経済新聞」と「つくば経済新聞」が仲間入りした。北関東道の全線開通を控え宇都宮などが加われば、北関東をつなぐ街ネタネットワークが「U字工事」のネタになる日も来るか。