9月11日命日・夏目雅子さん好みのスイーツ二重奏「白いバームクーヘン」

在りし日の夏目雅子さん。この写真は「白いバームクーヘン」のリーフレットに使われている

在りし日の夏目雅子さん。この写真は「白いバームクーヘン」のリーフレットに使われている

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 1985年9月11日、27歳の若さでこの世を去った女優、夏目雅子さんゆかりの洋菓子店「シャンティー」(本店=沼田市東原新町、TEL 0278-24-5679)の「白いバームクーヘン」が静かな話題になっている。

「白いバームクーヘン」

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 夏目雅子さんは、母親の出身が群馬県沼田市であったことから群馬を訪れることが多かった。夏目さんのいとこに当たるシャンティーの本山佳宏社長は「雅子は沼田が好きだった。デビューしてからも沼田店でコーヒーをいれたりケーキの販売を手伝ったりしてくれた」と当時を振り返る。

 夏目さんはスイーツフリークで、特にホワイトチョコレートを好み、沼田店でケーキ作りを手伝いながらホワイトチョコレートをつまみ食いしてはしかられていたという。

 夏目さんが亡くなって20年を迎えるころ本山社長は夏目さんをしのんで、バームクーヘンをホワイトチョコレートでコーティングした「白いバームクーヘン」を発売した。

 「雅子は、見た目は華やかで派手な印象だが、中身はとても純朴だった。そのためかケーキもクラシックなものや素朴なものが好きだった。雅子をしのぶ菓子を作ろうと思い、好んで食べていたバームクーヘンをつまみ食いするほど好きだったホワイトチョコレートでコーティングすることにした」(同)。

 23回目の命日を迎えるにあたって、「命日だからといって特別なことはしないが、店内に掲示してあるポスターを見て雅子を思い出してくれたら」(同)とも。

 「白いバームクーヘン」(1,100円)は沼田店、敷島店(前橋市岩神町、TEL 027-230-9060)、天川大島店(同市天川大島町、TEL 027-221-8133)で取り扱っている。

 営業時間は9時~19時。火曜定休。

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