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「警視庁だるま」前橋に戻る 捜査第一課「両目入れる」目標に

今年は死体損壊、遺棄の文字がが目立つ

今年は死体損壊、遺棄の文字がが目立つ

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 前橋市が警視庁に進呈している「だるま」が12月26日、解決した事件名を背負って前橋に戻った。

【写真】警視庁捜査第一課の使者、だるま返納

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 だるまと言えば高崎が有名だが、前橋市内でも製造されている。警視庁へだるまを進呈するようになったのは1960年代(昭和40年代)。TBSのテレビドラマ「七人の刑事」(1961~1969年)に群馬県立前橋高校卒業の俳優、天田俊明さん(伊勢崎市出身)が出演しており、警視庁捜査第一課で活躍していたことから、本物の警視庁捜査第一課にだるまを贈るようになった。

 警視庁捜査第一課では「早期解決、被害者の無念を晴らす」を念頭に頑張っており、毎年、だるまに両目を入れるのが目標になっているという。

 今年、警視庁だるまが背負って来た事件名は殺人、死体損壊、遺棄事件が目立つ。警視庁捜査第一課の増森賢司警部補は「特に『弥生町三丁目マンション内女性(3/12)』『区立碑文谷公園弁天池内発覚強盗殺人・死体遺棄事件(7/9)』は凶悪事件だったので解決できてよかった」と振り返る。

 警視庁だるまは来年1月9日の「お焚き上げ」まで、前橋市役所1階ロビーに展示される。

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