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前橋の観光大使に円楽さんら 30年前に「墓」取得、死んだら住民票移す

委嘱状を受け取る三遊亭円楽さん、右は山本龍前橋市長

委嘱状を受け取る三遊亭円楽さん、右は山本龍前橋市長

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 「まえばし観光大使」に就任する落語家の三遊亭円楽さんらに3月24日、前橋市役所で山本龍前橋市長から委嘱状が手渡された。

【写真】まえばし観光大使なりたてほやほやのお三方と円楽さんの墓がある釈迦尊寺

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 「まえばし観光大使」に就任したのは三遊亭円楽さん、立川談之助さん、三遊亭竜楽さんの3人。

 円楽さんは前橋に墓を持っている。師匠の五代目円楽さんが前橋市内の寺、曹洞宗鷲霊山釈迦尊寺(前橋市元総社町)の住職と親交があり、弟子時代から前橋を訪れていた。「私は次男坊なので実家の墓には入れない。30年ほど前、ご住職から新しい墓ができたと聞いて一番いい場所にしてもらった」という。

 会見では「死んだら住民票を移す。前橋に帰って来る。前橋は県の中心で魅力のある街。上毛三山、浅間山など景色がいい。前橋の魅力を広めていきたい」と話した。

 立川談之助さん、三遊亭竜楽さんは共に前橋市出身。観光大使就任に際し「一歩県外に出ると誰も知らない『焼きまんじゅう』、『上毛かるた』など地元の噺を作ってアピールし、前橋をにぎやかな街にしたい」(談之助さん)、「弁天通りで寄席をやっている。今度、200人収容の新しい会場ができるのでそこを借りて街中に人を集めたい」(竜楽さん)と抱負を述べた。

 群馬県の観光大使はタレントの中山秀征さん、井森美幸さん。桐生市は女優の篠原涼子さん。前橋市は落語家で攻める。

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