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ナンタケット島の伝統工芸「ナンタケット」ワークショップが静かな話題に 高崎

美しい実用品、ナンタケット島では代々受け継いで使われている

美しい実用品、ナンタケット島では代々受け継いで使われている

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 「H&Gファブリック」(高崎市島野町、TEL 027-395-5250)が開催している「ナンタケット」を学ぶワークショップが静かな話題になっている。

【写真】普段使いのバッグを手にした渡部さん、教室の様子

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 ナンタケットは米国ケープゴット沖のナンタケット島で生まれた伝統工芸品で、繊細な編み目と美しいフォルムが特徴。丈夫な上に修理もできることから子から孫へと引き継いで使われるという。

 講師の渡部弘美さんは小学生の時、ナンタケットのバスケットに出会った。「中国製だったけれど、すごく大事にしていた。大人になって本物を見て衝撃を受けた」という。

 本物のナンタケットに魅せられた渡部さんは2006年、日本でナンタケットの指導者を育成するNew England Nantucet Basket Associationで学び始め、2012年に同団体のインストラクターの資格を取得した。国内で約50人、群馬では渡部さん一人。現在、H&Gファブリックはじめ県内外で活躍している。

 ナンタケットにはさまざまな形があるが、技法は一つ。習得すればいろいろなものが作れるようになるという。渡部さんは「ぜひ自分で作って、自分で使ってみてほしい」と呼び掛ける。

 H&Gでのワークショップは毎週火曜日に開催している。定員は4人で、各回ともほぼ満杯のため6人に増やす予定だ。

 時間は10時30分~15時30分までの2時間。指導料は1コマ2時間4,500円。材料費は17,000円から。道具のレンタルは1カ月2,000円。

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