「辻村寿三郎人形展」に500人超-県立日本絹の里

5回目となる企画展。25日には辻村寿三郎さんの「ギャラリートーク・サイン会」も開催予定

5回目となる企画展。25日には辻村寿三郎さんの「ギャラリートーク・サイン会」も開催予定

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 群馬県立「日本絹の里」(高崎市金古町、TEL 027-360-6300)は2月3日より、「辻村寿三郎人形展VOL.V」を開催している。

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同展の開催は今回で5回目。「阿蘭陀異聞(おらんだいぶん)」「西鶴五人女」などの人形、「王女メディア」の舞台衣裳など約50点を展示している。2日目の4日は、500人を超える入場者があったという。

 着物の古布を使った人形制作で著名な辻村寿三郎さんは、1974年にNHKで放送された「南総里見八犬伝」の人形制作で注目を集めた。以降、人形制作のみにとどまらず、国内外で自ら脚本、演出を手がけた人形芝居を公演、高い評価を得ている。

 同館は、養蚕業と絹織物業が盛んだった同県の歴史を伝えるために1998年に設立された施設で、繭や生糸の資料や群馬県産の絹製品などを展示している。同館の担当者は「絹の美しさを多くの人に知ってもらう目的で、辻村寿三郎さんの人形展を企画した。今回は、作品数を増やしたため通常より来館者数が多い」と話す。

今月25日には、辻村寿三郎「ギャラリートーク・サイン会」も開催予定。入場料は、一般=400円。3月12日まで。

県営日本絹の里

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