群馬県は8月20日から、「ぐんまちゃん」を使ったウェブ用動画コンテストの作品の募集を開始する。
動画は2分以内。アニメーション、実写を問わずぐんまちゃんと群馬県をPRするもの。最優秀作品には賞金を贈り、群馬県公式サイトの一つ「秘密のぐんま」のトップページで公開する。
現在、ぐんまちゃんとして活躍しているのは、1994年に開催された「ゆうあいピック群馬大会」のマスコットとして誕生した「ゆうまちゃん」。昨年7月、東京銀座に「ぐんま総合情報センター(愛称=ぐんまちゃん家(ち))」がオープンしたのを契機に「県外の人にも群馬県のマスコットとしてわかりやすいよう」(同県担当者)呼称を「ぐんまちゃん」に改めた。
アニメーション制作に必要なぐんまちゃんの基本データ(PDF)は同県ホームページからダウンロードできる。実写作品の制作を希望する場合には、着ぐるみの貸し出し(有料)にも応じる。同県担当者は「実写の場合、着ぐるみぐんまちゃんを使い、県内で撮影するなどの方法が考えられる」と話しており、観光地や景勝地など群馬県とわかる場所での撮影を想定しているという。
着ぐるみの貸し出しについての問い合わせは、群馬県民センター(TEL 027-226-2262)で受け付ける。使用料は1週間以内(配送にかかる日程を含む)で1,500円。「着ぐるみぐんまちゃんは人気があるため、撮影日程を決める前に連絡を入れてほしい」(同センター担当者)と話す。
同コンクールでは、最優秀賞1点(賞金10万円)のほか優秀賞2点、入賞10点を選ぶ。応募締め切りは10月30日。