国府白菜を使った「地産地消」キムチが人気に-玉村町「ハマンチョ」

手作りの魚醤を使った「匠のキムチ」(500グラム1,000円)

手作りの魚醤を使った「匠のキムチ」(500グラム1,000円)

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 国産の野菜を使い無添加で仕上げる手作りキムチ専門店「ハマンチョ」(佐波郡玉村町、TEL 0270-75-3394)のキムチが人気を集めている。

これもはまる、韓国風青のりの佃煮

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 昨年3月にオープンした同店。オープン当初は1店舗のスーパーマーケット(Aコープ)に商品を卸すだけだったが、「1カ月に1店舗ずつ取引先が増え、現在では15店舗に商品を提供するまでになった」(大谷社長)という。11月にはネットショップを開設。売り上げは現在スーパーマーケットの方が多いが、「スーパーマーケットとネット販売の売り上げを50%、50%にしたい」と意気込む。

 ハマンチョのキムチは高崎市国府町の野菜をメーンに使用している。国府町で栽培される最も有名な野菜が「国府白菜」だ。国府白菜は甘く柔らかい食感が特徴で、鍋や漬けものに向く。価格は高めだが、ファンは多い。

 大谷さんは野菜だけでなく調味料にもこだわり、「キムチに欠かせないニンニクは青森産、リンゴは安曇野産。最高級の『匠のキムチ』には銚子で水揚げされたカタクチイワシの生を使って発酵させた手作りの魚醤を使う」(同)こだわりよう。唐辛子だけは韓国に住む親せきに栽培してもらった唐辛子使っている。

 同店では白菜キムチ、オイキムチ、チャンジャなどの定番キムチのほか、カブ、キュウリ、キャベツを使った浅漬け感覚の「ミックスキムチ」(300グラム、498円)、「さきいかのキムチ」(100グラム、698円)、青唐辛子をみそで漬けた「プッコチュ味噌」(100グラム、420円)、「韓国風青のり」(100グラム、500円)など珍しい商品も扱う。

 営業時間は9時~17時。日曜、祝日定休。

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