前橋で「県漫画展」始まる-「みどり」がテーマの作品300点展示

「みどり」からイメージをふくらませた300点の作品が一堂に

「みどり」からイメージをふくらませた300点の作品が一堂に

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 公募による漫画作品を展示する「第32回県漫画展」が8月19日、群馬県生涯学習センター(前橋市文京2)で始まった。

最高齢受賞者、田中鐵郎さんの作品

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「県漫画展」は1977年から毎年開催されてきた。今回は「みどり」をテーマにした作品約300点(団体176点、個人115点)を展示している。

 群馬漫画連盟の森井勝利会長は「今回は個人の作品が多くレベルも高い。全体的には既存の漫画から影響を受けたと思われる作品も多いが、それを自分なりに消化した作品も多い。コンピューターを使った作品も数点見られたが、ソフトウエアの習熟度の差により完成度に差が出ている」と話す。

 会場には「中学時代は3年間出品していたが今年は忙しくて出品できなかった。漫画は大好き」(神村君、前橋市)と丁寧に作品を見て回る高校生の姿もあった。

 グランプリにあたる県知事賞=伊藤夏住さん(伊勢崎市)、県教育長賞=蒔苗さん(安中市)、県議会議長賞=内田佳那さん(吉井町)ほか17人、2団体が各賞を受賞した。

 「県漫画展」の応募者は中学生や高校生が中心だが、受賞者の中には80歳の田中鐵朗さん(伊勢崎市)も。19年前から木版画を始めた田中さんが漫画を描き始めたのは7年前。「『県漫画展』では3年前『赤鬼青鬼』で群馬テレビ賞をもらった。『河童シリーズ』は3年前から取り組んでいるこだわりの作品。この作品で賞をもらえてうれしい」と。

 開催時間は9時~18時30分(最終日は12時まで)。入場無料。今月24日まで。

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