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前橋「ゲンジボタル」飛翔 一気にピーク迎えるも例年より数少なく

荻窪公園のゲンジボタル、撮影は6月2日

荻窪公園のゲンジボタル、撮影は6月2日

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 ホタルの名所の一つ「環境システム荻窪公園」(前橋市荻窪町)で「ゲンジボタル」の飛翔がピークを迎えた。

「ホタルの生息場所」荻窪公園内案内マップ

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 荻窪公園のゲンジボタルは昨年と同じ5月18日、今シーズン初の飛翔が確認された。5月29日には150匹、6月1日には200匹、6月2日には280匹と着実に増えているが、昨年の同時期には300~400匹が確認された。

 荻窪公園のホタルの保護育成を手がけるNPO「エコ・ボランティア」(前橋市日吉4)代表の池田典子さんはその原因について「昨年の猛暑でホタルの産卵が少なかったか、今年に入って雨が少なかったことからカワニナがうまく育たなかったなどが考えられる」と話す。

 エコ・ボランティアの活動は毎年変わらず、年2回の川の清掃・除草、9月~3月には月1回程度ザリガニの駆除を行なっている。

 昨年から「ヘイケボタル」の放流を始めた。「ゲンジボタルは2~3秒ぼーっと、ヘイケボタルはチカチカ光る。2種の違いを楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 見頃は6月10日頃まで。

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