水沢うどん「水香苑」（渋川市）は9月12日、弁当専門店「和だし弁当水香苑」（高崎市八島町「イーサイト」内、TEL 050-8884-3971）をオープンした。

「至高の水香苑のり弁」（915円）

　水香苑は創業1976（昭和42）年の水沢うどん専門店。高崎駅への出店は2020年12月にオープンした「水沢うどん水香苑高崎モントレー店」に続く2店舗目。弁当専門店は新業態。

　弁当は水沢うどん店で使うだしを使っているのが特長。だしは国産昆布を中心に、カツオ節、煮干しなどの素材別に取って合わせたもの。このだしを天重のたれや煮物などに使う。米は群馬県産のコシヒカリ、天ぷらで人気の舞茸も群馬県産。

　弁当は「野菜天丼」（599円）、「至高の水香苑のり弁」（915円）、「海老天のり重」（915円）、「上州麦豚ロースのソースかつ丼」（999円）など7種類。このほか「舞茸の天ぷら」（349円）、「焼き芋の天ぷら」（349円）などの総菜が5種類。

　平日はサラリーマンを中心に90食前後、週末・休日は観光客を中心に100食以上の利用がある。水香苑代表の陽田高広さんは「地元のみなさん、県外からいらっしゃるみなさんに和だしの味を知ってほしい。手軽に楽しんでもらえるものをと考え弁当にした。ぜひ一度味わってもらえたら」と呼びかける。

　営業時間は9時30分～20時30分（日祝は20時）。