伊勢崎市、本庄市、深谷市は8月31日、「伊勢崎市ラグビー場」（伊勢崎市境島村）などで「3市連携利根川花火大会」を初開催する。

「利根川花火大会」会場マップ

　伊勢崎市は合併による「新市誕生20周年」、「田島弥平旧宅世界遺産登録10周年」、伊勢崎市と本庄市を結ぶ「坂東大橋架け替え20周年」、本庄市は「上越新幹線本庄早稲田駅開設20周年」、深谷市は「渋沢栄一新一万円札発行」と、めでたい事象が3市をつないだ。

　伊勢崎市は昨年まで開催していた花火大会を3市連携に変更。深谷市は8月4日に「深谷花火大会」を開催しており今シーズン2度目。本庄市は近年、花火大会を開催していなかった。

　予算は6,000万円。有料観覧席は設けず、伊勢崎市はこれまでの花火大会の予算と同額の3,000万円を負担。本庄市と深谷市が1,500万円ずつを負担する。

　花火は伊勢崎花火大会と同数の1万発だが、打ち上げ場所が広く取れることから伊勢崎花火大会が「スターマイン」と「5号玉」までだったのに対し、「スターマイン」と「4号～10号（尺玉）」を上げる。

　複数の観覧エリアと臨時駐車場が設けられる。打ち上げ場所に近い観覧エリアは「利根川水辺プラザ公園」（利根川北側）、「島村蚕のふるさと公園」（利根川南側）、次いで両岸の「サイクリングロード（10時または15時から歩行者専用）」「広瀬川堤防道路」「坂東大橋（18時30分から通行止め）」「上武大橋（18時30分から通行止め）」など。

　3市は「路上駐車禁止」「田畑を含む私有地への侵入・無断駐車禁止」「ドローン禁止」「ゴミ持ち帰り」を強く呼びかけている。法律違反、マナー違反はこうしたイベントの開催可否に直結する。

　開催時間は19時～20時。交通規制は17時30分～21時。荒天の場合は9月1日。