7月11日にオープンした「LABI1 高崎」（高崎市栄町、TEL 027-345-8811）が迎えた初の週末、高崎市以外の群馬県の広範囲、長野県、新潟県、栃木県などからも来店客があったことがわかった。

駐車場渋滞はビックカメラの前まで

　ヤマダ電機（同市栄町）広報担当者によると、「店頭で行ったアンケート調査や駐車場の利用調査などから、群馬県内では既存のロードサイド店のある地域からロードサイド店を通り越しての来店があり、県外では長野県はじめ隣接する各県から来店があった」という。

　オープン当日は開店6時間前からペデストリアンデッキ、県道12号線の歩道などに約5,000人が並んだが、「午前中、JR高崎駅東口周辺の交通量が増えたが大きな渋滞はなかった」（高崎警察署の広報担当者）。

　開店時間の10時を過ぎたころから「LABI1 高崎」の駐車場（1,000台収容）に入ろうとするクルマの渋滞が始まった。『LABI1 高崎』内の1,000台のほか周辺で1,200台、合計2,200台用意してあったが、開店後さらに約20％分の駐車場を確保し来店者を誘導した」（ヤマダ電機広報担当者）。

　同社ではチラシなどで公共交通機関の利用を促していたが、公共の交通機関だけでは移動が困難な群馬県の状況を反映し、「群馬県内からはクルマでの来店がほとんどで、長野県、新潟県からはJRの利用が多かった」（同）という。

　オープン日と日本での発売日が重なった米アップルの携帯電話「iPhone（アイフォーン）3G」の売れ行きについては、「好調だったが、発売から3日目には一時的に落ち着いた。商品にはまだ余裕がある」（同）。

　来店者数、「iPhone 3G」の販売台数、「LABI1 高崎」の売り上げなどについては非公開だが「好調な滑り出し」（同）とコメントした。

　営業時間は10時～22時。

関連写真／駐車場渋滞はビックカメラの前まで「LABI1 高崎」開店で5,000人が行列－注目の「iPhone」も（高崎前橋経済新聞）ヤマダ電機会長「LABI1 高崎」で会見－年商200億円目指す（高崎前橋経済新聞）ヤマダ電機「高崎本店」閉店－「LABI1 高崎」オープンで（高崎前橋経済新聞）ヤマダ電機