前橋で「おわら風の盆」街流しと輪踊り-緑化フェアで

写真は日中に撮影されたものだが、夜ともなれば優美で妖艶な「女踊り」と哀愁を帯びた胡弓の調べとが相まって幻想的な雰囲気に

写真は日中に撮影されたものだが、夜ともなれば優美で妖艶な「女踊り」と哀愁を帯びた胡弓の調べとが相まって幻想的な雰囲気に

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 5月17日・18日、前橋市街地の中央通り、銀座通り、中央広場で「おわら風の盆」の「街流し」と「輪踊り」、前橋会場で「輪踊り」などが披露される。

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 「おわら風の盆」は毎年9月1日から3日間、富山県八尾市で開催される祭りで、1985年に発行された高橋治さんの小説「風の盆恋歌」をきっかけにブームになり、30万人もの観光客が訪れるイベントになった。

 今回前橋市街地で「街流し」を披露するのは、越中おわら節の研修と伝承を目的に1985年に設立された「おわら道場」(富山市)のメンバー。

 「おわら道場」は3月、エジプトのカイロで開催された日本・エジプトの交流50周年記念イベントに出演し、スフインクスの前に設置された特設ステージで踊るなど、国内外で活躍している。

 おわら道場代表で造園業を営む庵(いおり)さんは「緑化フェアの関係で群馬県の造園業者から富山県の造園業組合を通じて依頼があり、話が進んだ」と話す。数年前には太田市の夏祭りに3年連続出演するなど、おわら道場と群馬県は縁があるようだ。

 17日は19時から中央通りで「街流し」、19時30分から銀座通りで「輪踊り」と「街流し」、20時10分から中央広場で「輪踊り」が行われる。18日(10時~11時)は、緑化フェア前橋会場でトークショーと「輪踊り」を披露する予定。

 「スフインクスの前で踊った時、観客に踊りの輪に加わってもらったところ大変喜ばれ、多いに盛り上がった。18日は1時間時間をもらったので、群馬のみなさんと一緒に踊れれば」(庵さん)とも。

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