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高崎「無印良品」×「未来屋書店」が好調 無印来店3倍、未来屋売上1.5倍

イオンモール高崎の増床棟の2階に移転オープン

イオンモール高崎の増床棟の2階に移転オープン

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 「イオンモール高崎」(高崎市棟高町)の増床に伴い今年6 月にコラボ店舗での営業を始めた「無印良品イオンモール高崎店」と「未来屋書店高崎店」が共に好調なことがわかった。

【写真】「無印良品」の「レトルト」売場のコラボ

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 「無印良品」(本社=東京都豊島区)と「未来屋書店」(本社=千葉県千葉市)のコラボは初めて。店舗面積は無印良品が690坪、未来屋書店が500坪。それぞれ7000アイテム、25万冊をそろえる。

 2つの店舗に境界線はなく、逆に境界エリアに共同売場が設けられている。レジも共用。加えて無印良品のエリアでは「旬」「食」「炊」「掃」を未来屋書店は「暮」「読」「働」「旬」をテーマにした売場で双方の商品を陳列。このほか商品ジャンルごとのコラボもある。

 詳細は非公開だが、増床前に比べ無印良品は来店者数が3倍に、未来屋書店は売上が1,5倍になったという。無印良品イオンモール高崎店店長の高山歩美さんは「男性客が増え、レトルト食品などがよく売れている」、未来屋書店高崎店店長の岩渕匡希さんは「実用書、料理本、占い本の売上が前年の2倍、全体で1.5倍になった」といい「効果あり」と口をそろえる。

 二人はオープンに向け「レジ」「サービスの統一」「ラッピング」「問い合わせ対応」「レジ袋の有・無料化」など協議を重ね、問題を乗り越えてきた。

 今後は「売場全体で書籍との融合を高めるなど、この店でなければできないことに取り組んでいきたい」(高山さん)、「児童書、文芸書を販売につなげるための企画を高山さんと相談しながら進めたい」(岩渕さん)と意気込む。

 営業時間は10時~21時。

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