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高崎「タイ料理店」10周年 夜から昼にシフト「新しいスタイル」に

日本人に合うタイ料理が信条という松嶋さん。カレーも香り米のご飯もなぜかほっとする味。写真は「ローストチキングリーンカレー」(800円)

日本人に合うタイ料理が信条という松嶋さん。カレーも香り米のご飯もなぜかほっとする味。写真は「ローストチキングリーンカレー」(800円)

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 リニューアルオープンしたタイ料理専門店「タイフード&バー ナナ」(高崎市八島町、TEL 027-388-8222)の「新しいスタイル」が定着の兆しを見せている。

【写真】テークアウト用カオマンガイ(鶏飯)

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 ナナは2010年、タイ料理に魅せられタイで料理を学んだオーナーシェフ、松嶋涼介さんが開いた店で、7月7日に10周年を迎えた。区切りの年にあたり、1月頃から具体的にリニューアルの検討に入った直後、新型コロナウイルス騒ぎが始まった。4月に入ると客足が減るなど影響が大きくなったことから、6月に予定していた改装工事の予定を前倒しし、4月中旬から工事に入った。

 店舗は白を基調とした空間に無垢材の家具が置かれ、シンプルシックな印象。「女性が入りやすい落ち着いた印象にしたかった」と松嶋さん。飛沫防止や換気対策にも注力した。

 10年間、夕方から深夜までだった営業時間をランチタイム、ディナータイムに変更。ランチはテークアウトにも対応できるよう工夫した。メニューは「カオマンガイ」「グリーンカレー」など4種類、スモール、レギュラー、ラージの3サイズを用意。価格は600円~。テークアウトはいずれも100円引き。ディナータイムは各1,000円、一品料理は400円~。

 松嶋さんは「昼は30食程度と目標より少なく、夜はまだ以前の2~3割に留まるもののコロナ禍を考えれば悪くはない。狙い通り女性客が増えている。新型コロナの終息が見えない中、それでも楽しんでもらえるよう新しいスタイルを提案していく」と力を込める。

 営業時間は11時~14時、17時~21時。日祝定休。

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