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耐震改修終わり「臨江閣」公開イベント ライトアップも

1910(明治43)年に建てられた臨江閣別館。板張りの大広間、畳敷きの大広間(150畳)、板床(30畳)、日本間7室と大型の建築物

1910(明治43)年に建てられた臨江閣別館。板張りの大広間、畳敷きの大広間(150畳)、板床(30畳)、日本間7室と大型の建築物

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 明治時代に迎賓館として建てられた近代和風木造建築物「臨江閣」(前橋市大手3)の耐震改修工事が終わり、8月19日、オープニングイベントが開催される。

【写真】大広間のシャンデリアも復元

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 臨江閣は1884(明治17)年に建てられた本館と茶室、1910(明治43)年に建てられた別館から成る。本館と茶室は群馬県指定、別館は前橋市指定の重要文化財。耐震改修工事は昨年3月から今年4月まで、4月から7月まで門扉や街路灯などエクステリアの改修を行った。総事業費は5億4,600万円。

 オープニングイベントでは臨江閣整備委員で群馬県文化財保護審議会副会長の村田敬一さんによる記念講演「臨江閣の建築」、前橋市出身のオペラ歌手、角田和弘さんらによるコンサートが開かれる。

 オープニングイベントに先駆け、11日からライトアップが始まっている。ライトアップは二条城、東京駅などのライトアップを手掛けた高橋匡太さんが手掛けた。

 オープニングイベントは8時45分から。ライトアップは18時30分(10月からは17時30分)~23時、来年2月まで。

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