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映画で使ったミゼットなど「昭和のクルマ」40台が高崎に集結−パレードも
(2007年11月19日)
11月24日・25日に開催される「高崎ノスタルジックカーミーティング」で、昭和30年代〜50年代にかけての「日本の名車」約40台が高崎の市街地に集結する。
このイベントは「高崎えびす講まつり」の一環で、高崎南銀座商店街振興会(TEL 027-322-1766)が開催するもの。一般的に「クラシックカー」と称される発売当時から稀少性の高かったスポーツカーなどではなく、昭和の時代に「見たこと」や「乗ったこと」がある身近なクルマに焦点を当てているのが特徴だ。イベントの協力者で「ガレージビーグル」(高崎市大八木町、TEL 027-365-3350)を経営する川野典彦さんは「古い時代の稀少車よりも、たくさんあったはずの普通のクルマの方が残っていない。だから稀少。でもピカピカに磨いてしまっておくのではなく、ちゃんと普段使えて、乗って走ってこそのクルマ」と話す。
川野さんの周囲には、ミゼット、スバル360、ホンダN360、サニー、カローラ、シルビアなど昭和を彩った名車に「今も乗り続けている」オーナーたちが集まってくる。そのため映画やテレビドラマの撮影に使う「クルマ調達」の依頼が後を絶たない。「みなさん慣れてきて、『撮影のため留守にしています』という張り紙を見ても驚かなくなった」(同)と笑う。
映画「嫌われ松子の一生」(主演=中谷美紀さん)、NHKドラマ「クライマーズハイ」(佐藤浩市さん)、映画「クライマーズハイ」(堤真一さん)、映画「ワルボロ」(松田翔太さん)、映画「夕凪の街 桜の国」(田中麗奈さん)など、川野さんはこれまで数々の撮影に協力してきた。「撮影現場で驚かれるのはクルマが『走る』こと。あまりに当たり前すぎてこっちがびっくり」するという。「動かないクルマを使う時にはピアノ線で引っ張ったり、風景を合成したりと苦労していると聞く。撮影のスタッフとも親しくなってしまい、次々依頼を受けてしまう」とも。
「高崎ノスタルジックカーミーティング」は、南銀座通りの路面改修工事が終わったのを記念して5年前に始まった。南銀座界隈は「職人の街」と言われる古い街。「その伝統を守りながら、仕事に使ったクルマを並べるイベントはどうか」という話しから骨子が決まった。南銀座と川野さんを結びつけたのはラジオ高崎の野村プロデューサーだった。
「最初は道路使用の許可をもらうのに苦労したそうだが、来場者のクルマを見る懐かしそうな表情や、いとおしそうなまなざしに出会うのが楽しみ」(川野さん)だという。今回は、ミゼット(S.33)、スバル360(S.40)、ホンダバモス(S.46)、チェリー(S.49)、サニー(S.47)、カローラ(S.48)、ブルーバード(S.43)、セドリック(S.39)、シルビア(S.41)など約40台(オーナー約20人)が高崎駅西口から市街地をパレードした後、南銀座通りに並べられる。
24日・25日ともパレードは11時ごろスタート、展示は12時30分〜16時30分。
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