11月8日に発売された「サンヨー食品」(本社=東京都港区)と前橋市などがコラボした「前橋二番」が好評で、発売4日で4分1の3千個を残すのみとなったことがわかった。
サンヨー食品は前橋で創業、今も工場がある。「前橋二番」は昭和の時代の前橋駅舎の写真をあしらったラベルを貼ったカップ麺「サッポロ一番みそラーメン」で、1万2千個の限定品。
「前橋二番」を扱う「前橋物産館 広瀬川」(JR前橋駅構内)の小板橋純子さんは「売れてます。インターネットの新聞で『前橋二番』を知ったという東京に住む大学生のお子さんに箱で送る人、町内会で使うためにと20箱買って行った人、出張帰りの人、とにかく幅広い」と話す。
前橋市には「どこで買えるか」などの問い合わせが約20件あったという。11月9日の定例記者会見で山本龍前橋市長は「今度は前橋の豚肉を使ってほしい」とつぶやいた。
価格は1個180円(税別)。