前橋に秋の訪れを告げる前橋まつりが10月10日・11日に開催される。メーンイベントの「だんべえ踊り」には180団体、約1万人が参加する。
【写真】「だんべえ」と「神輿(みこし)」で溢れる人、前橋祭り当日は仕事は無理
前橋まつりは1716(正徳6)年に始まった「祇園祭」が起源。終戦後の1948(昭和23)年に「復興祭」、その翌年に「商工祭」となり、1959(昭和34)年に前橋まつりに変更された。
「だんべえ踊り」は1995年に始まった。幼稚園や、町内、職場などで結成されたチームが、思い思いの衣裳と振付けで舞う鳴子踊り。
「だんべえ」は「~だろう(推量)」「~だ(断定)」とイントネーションにより意味が変化する。日常的に使う人は限られるが群馬を代表する方言の一つで、今でもイベント名や商品名に使われることがある。
まつりの両日は市街地に「前橋音頭」とともに「だんべえ」がこだまする。
まつりの開催時間は10時~20時30分。「だんべえ踊り」10日が10時25分~18時、11日は13時50分~17時50分。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の奇兵隊もやって来る。