高崎「駅ねこ」重傷、捕獲急ぐも「捕まえようとしないで」 まつり客に呼び掛け

7月20日に飯田さんが撮影した駅ねこ、左足がぶらぶらの状態で5月の時より深刻、一刻も早く手当てを要する

7月20日に飯田さんが撮影した駅ねこ、左足がぶらぶらの状態で5月の時より深刻、一刻も早く手当てを要する

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 JR高崎駅西口に住み着き、ケガをした姿が見かけられている駅ねこ(キジトラのオス)を「見かけたら連絡して」と捕獲を試みているNPO法人が呼び掛けている。

【写真】ペデストリアンデッキに設置された捕獲器

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 駅ネコは西口1階に住み着いた駅ネコが生んだ1匹で、ペデストリアンデッキと駅の間に3年ほど前に住み着き、今年5月末ごろからケガをした姿が目撃されていた。NPO法人群馬わんにゃんネットワーク(高崎市)は5月22日に保護を求める市民からのメールを受け、同23日に捕獲器を設置。24日、入った形跡はあったものの人為的に扉が開けられたとみられ、ねこはいなかった。

 7月に入ると左前足がぶらぶらになった姿が目撃された。早く手当てをと同29日、捕獲器を設置したものの30日現在、不明のままだ。同NPOの飯田有紀子さんは「住み着いていた2階には排泄物がないので親ねこのいる1階にいるか、全く別のところに行っている可能性もある。いずれにしろ一刻も早く保護しないと危険な状態」と言う。

 8月1日~2日、高崎市街地では高崎まつりが開かれる。駅周辺も多くの人が集ることから飯田さんは「怖がりの子なので、追いかけたり捕まえようとするとまた姿を隠してしまう。見つけたら、場所を当NPOに知らせて」と訴える。

 連絡はメール(g.wannet@gmail.com)、緊急の場合は電話(TEL 090-5429-2112)で受け付ける。

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