48カ国「世界の料理」教室で上州豚を使ったメニュー-高崎市国際交流協会が開く

アリスさん(左手前)からルーマニア料理の手ほどきを受ける参加者たち。アリスさんは料理だけでなく日本語も上手

アリスさん(左手前)からルーマニア料理の手ほどきを受ける参加者たち。アリスさんは料理だけでなく日本語も上手

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 高崎市国際交流協会(高崎市高松町、TEL 027-321-1201)は9月26日、高崎市中央公民館(同市末広町)で「上州豚」を使用した「ルーマニア料理教室」を開いた。

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 同協会では2004年から主に高崎市在住の海外出身者を講師に招き、身近な食材を使用して世界各国の料理を教える料理教室を開催しており、現在まで採り上げた料理は約48カ国、600種類に上る。今回の「ルーマニア料理教室」もこの一環。

 「ルーマニア料理教室」には19人(女性15人、男性4人)が参加し、講師の久保アリスさん(ルーマニア出身、伊勢崎市在住)からルーマニア料理の手ほどきを受けた。参加者は、花嫁修業を兼ねて料理のレパートリーを広げたいという人や、定年退職を機に料理を習い始めた人、中にはレストラン経営者もいるという。

 上州豚は「ルーマニア風ハンバーグ」に使われた。この他に「ナスとタマネギのサラダ」、「卵とキノコの詰め物」、「ミニボム」(ココアクッキー爆弾)の計4品を作った。「ルーマニア料理では豚肉がよく使われる。群馬県は豚肉の生産量が多く、上州豚はブランド肉。地産地消の観点から上州豚を使用してみた」(同協会担当者)という。参加者からは「初めて参加した。おいしかった」「珍しい料理が食べられるので楽しい」などの感想が寄せられた。

 次回10月30日は、同市と中国「承得市」との友好20周年を記念して「プロが教える中国のごちそう」と題した中国料理教室を開催する。

高崎市国際交流協会

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