JR前橋駅前にオープンした複合商業施設「エキータ」、市内の専門学校がショップ出店やウインドウディスプレーなど協力している。
中央農業グリーン専門学校(前橋市南2)はオープン当日の11月15日、農業ビジネスコースの学生が栽培したダイコン、聖護院カブ、ハクサイ、シュンギク、ニンジンなどの野菜、米(コシヒカリ)を販売した。
前橋文化服装専門学校(同市南3)は15日~18日のオープニング期間中、専用ショップで在校生の作品を販売。ウインドウにはウエディングドレスをディスプレーした。
グリーン専門学校の卒業生は農業生産法人からスーパーマーケットまで「農」に関する職場に就職している。植木一吉副校長は「エキータに出店した『食の駅(ファームドゥ)』に就職が決まった生徒もいる。エキータは前橋活性化の生命線であり、若い力の働く場でもある。がんばってほしい」と力を込める。
文化服装専門学校の卒業生はアパレルのメーカーからショップまで「服飾」に関する職場に。エキータのショップについて宮崎斐子学校長は「学生の自己表現の場として活用したい。ワークショップの開催も予定している」と話した