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前橋の「パワースポット」パンフ-妊婦向けには「安産抜けひしゃく」

表紙は「産泰(さんたい)神社」の狛犬。「戌(いぬ)」はお産が軽く、一度にたくさんの子を産むことから安産の守り神とされる

表紙は「産泰(さんたい)神社」の狛犬。「戌(いぬ)」はお産が軽く、一度にたくさんの子を産むことから安産の守り神とされる

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 前橋の観光を案内するパンフレット「好きです前橋」の秋号で、神社を中心にしたパワースポットを特集している。

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 パワースポットについては賛否があるが、大きな木々に囲まれた社や滝など、神秘的に見える場所がある。「好きです前橋」の特集では「産泰(さんたい)神社」(前橋市下大屋町)、「赤城神社」(富士見町)、「総社神社」(元総社町)などをパワースポットとして紹介している。

 産泰神社は安産の守り神として親しまれてきた。最近では群馬県内だけでなく都内からも訪れる人がいるほどで、平日でも「安産抜けひしゃく」で水をくむ妊婦の姿が見られる。安産抜けひしゃくは底の抜けたひしゃくで、水をくむとすっと軽く水中を通り抜けることから、お産が軽く済むようにとの願うものだ。

 特集ではお産の前に「婚活」という人は「赤城神社」、たくさんの神社に参拝する時間のない人には1社で県内549社を参拝したことになる「総社神社」を勧めている。

 「好きです前橋」は2万部印刷し、9月中旬ころからJR前橋駅、高崎駅などで無料配布している。

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