秋の交通安全運動が始まった9月21日、山本龍前橋市長が「交通事故多発に伴う市長声明」を発表した。
9月18日、前橋市河原浜町の市道上で死亡事故が発生。今年1月1日からの事故による死亡者数が10人になった。昨年は1年で5人だった。
事態を重く見た山本市長は声明で、「(前略)ご承知の通り、交通事故は被害者や加害者本人のみならず、それぞれの家族をはじめとする周囲の方々の平穏な生活を一瞬にして狂わすなど、多大な影響を与えます。(中略)これ以上悲惨な死亡事故が起きないよう、市民のみなさんに次のことを提唱いたします」とし、速度を控える、早めのライト点灯、歩行者・自転車には明るい色の服装と反射材やライトの使用を呼びかけた。
交通安全運動期間中、警察も連携し「交通事故に遭わない、起こさないために交通ルールとマナーを守ろう」の呼びかけ、交通指導取り締まりを強化する。