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復興支援:「つるしびな」、ナデシコにあやかり7045個-ギネス記録更新も

7045個のつるしびな、ひなの体内には願いを書いた紙が

7045個のつるしびな、ひなの体内には願いを書いた紙が

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  リサイクル着物の販売やカフェの運営を手掛ける「地球屋」(榛東村、TEL 0279-20-5536、本社=高崎市本町)が「つるしびな」の自らのギネス記録を抜く大作を完成させた。

3000個のつるしびなと比べてみる

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 地球屋は2006年に1301個のつるしびなでギネスの認定を受け、2008年には3000個で自社の記録を更新。今回はその2倍以上となる7045個で申請の準備を進めている。

 伊香保温泉に近いエリアにある同店。昨年の東日本大震災後、観光客が激減し、店は開店休業状態になった。社長の鈴村右近さんは「地球屋にできることがあるはず」と思いついたのがつるしびな作りだった。

 鈴村さんはボランティアを募り、福島からの避難者を受け入れている施設で、無償でつるしびな作りを教える活動を始めた。施設で教えた人数は延べ850人。この取り組みが新聞各紙で紹介されると、高崎市の小学校から「一緒に作りたい」との要請が。

 つるしびなは着物の古裂や端布(はぎれ)で作る。避難している人も小学生も作ったことがない人ばかり。そのため鈴村さんはキットを用意し、初心者が参加できるよう配慮した。参加者の一人ひとりが復興への願いを書いた小さな紙を入れた。

 最初は5500個を目指し「日本復興ゴーゴープロジェクト」としていたが、つるしびなが増え続け、世界一になったナデシコジャパンにあやかり「みんなで世界一を目指そう」と7045個を作った。

 ギネスへの申請は今月20日をめどに行い、認定書が届いたら認定書のコピーと完成写真を参加者全員に送る予定。

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