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除夜の鐘が打てる寺・前橋「龍蔵寺」で今年の反省-先着108組

天台宗龍蔵寺の鐘楼。もともとあった鐘は戦争中に供出。檀家(だんか)の寄付でよみがえった

天台宗龍蔵寺の鐘楼。もともとあった鐘は戦争中に供出。檀家(だんか)の寄付でよみがえった

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 天台宗龍蔵寺(前橋市龍蔵寺町)は大みそか、一般の参拝客に除夜の鐘を打たせる。

天台宗龍蔵寺本堂

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 龍蔵寺は厄よけの元三大師を祭る寺。元三大師は良源上人(912~985)を指す。良源上人は正月3日に没したため元三大師と呼ばれ、元三大師の命日に同寺で開催する大祭には例年約4万人が詣でる。

 同寺は毎日、6時と18時に鐘を打つ。もともとあった鐘は第二次世界大戦中に供出したため鐘のない寺になったが、20年ほど前に「菩提(ぼだい)寺に鐘がないのは寂しい」という檀家(だんか)から寄贈された。

 大みそかは参拝者も鐘を打つことができる。鐘を打てるのは先着108組。時間は23時45分から。

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