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高崎・南銀座通りに「車がない」-昭和の車イベント、昨年で幕に

高崎えびす講市当日、車の並ばない南銀座通りは道路幅が広く感じられた

高崎えびす講市当日、車の並ばない南銀座通りは道路幅が広く感じられた

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 高崎えびす講市に合わせ2004年から開催されてきた「ノスタルジックカー・ミーティング」が今年は開催されず、結果的に昨年の8回目で幕を引いたことになった。

昨年までの通り、すべて自走可能な現役車

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 同イベントは昭和の時代に製造された車でパレード、展示を行うもので、南銀座通りの街路整備1周年を記念して始まった。当初は2日間で延べ約60台だったが、昨年は「ミゼット」「スバル360」「スカイライン ジャパン」など約80台が参加した。

 高崎南銀座商店街振興会が同イベントの取り止めを決めたのは今年9月。同振興会の外処理事長は「継続するイベントの常として、一部から『マンネリ化ではないか』との指摘を受けた。いいイベントだっただけに残念」と落胆を隠さない。

 南銀座通りは蔵を改装した喫茶店、呉服店、刃物店など和のイメージと、花屋、レストラン、宝飾・小物店など洋のイメージ、理髪店、コロッケで知られる精肉店など昭和のイメージが混在する。周辺環境と通りのデザインに古い車がよく似合った。

 派手なイベントではなかったが、イベントに協力する愛好家たちは写真撮影を手助けしたり、エンジンをかけ音を聞かせるなど見物客の求めに応じた。

 道幅がやけに広く感じられる今年の南銀座通り、その先の通りで開催された「高校生販売甲子園」の呼び声が響いていた。

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