児童の写真展-高崎市美術館と市立小学校がコラボ企画

学校の周辺で取材をする子ども

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 高崎市内の小学生が8月21日~29日、高崎市美術館(高崎市八島町)で開催される「中村征夫写真展-海中2万7,000時間の旅」に合わせ、写真展「水といのちの物語」を開く。会場は高崎哲学堂(同市八島町)。

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 写真展「水といのちの物語」に参加するのは、同市立倉渕東小学校(同市倉渕町)に在籍する4年生22人。同展を企画した関根和子校長は「前任の同市立南小学校で、高崎市美術館と連携したプロジェクトを推進した経験から、倉渕でも何かできないかと考え、4年生の総合学習と同美術館の企画展との連携プロジェクトを開催することになった」と話す。

 児童らは6月27日から、「中村征夫写真展-海中2万7,000時間の旅」に出展される作品やスライドを鑑賞し、デジタルカメラの扱い方や写真表現を学び、実際に学校付近の水路で写真撮影を行ってきた。カメラや写真の指導は、同市榛名支所に勤務する竹内さんが担当している。写真展に出展する作品は、7月13日に選定する予定。

 こうした学習を通して、「児童らは、『水の中の生き物も自分たちと同じように、家や家族があって、子孫を残し、そして死んでいく運命を持っていることがわかった』と話しており、生きものへの思いやり、『生』をいとおしむ気持ちが生まれている。作品を見て児童らの気持ちを感じて」(関根校長)と話している。

高崎市立倉渕東小学校

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