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高崎の専門店が量り売りコーヒー豆に「通い缶」システム導入-女性に受ける

赤はつやあり、黒はつや消しタイプ。トートバッグは生成りと黒の2色展開

赤はつやあり、黒はつや消しタイプ。トートバッグは生成りと黒の2色展開

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 コーヒー豆専門店「大和屋」(本社=高崎市筑縄町)は6月1日、本店(同、TEL 027-362-5911)、札幌ほかの直営店4店で量り売りするコーヒー豆を専用の保存缶に詰める「通い缶」システムの運用を開始した。

古民家風の外観が印象的な本店

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 通い缶は高さ13.5センチ、直径9.5センチの密閉式の缶で、赤と黒の2色展開。2缶用のトートバッグと共に4月29日に発売した。価格は缶、トートバッグ共に525円。

 店頭販売のコーヒー豆は通常、ビニール製の内袋と紙袋を使って包装するが、エコ缶の場合は内袋に入れた豆を缶に入れる。「豆の保存には缶が適するが、使い捨ての場合はゴミになる。通い缶なら保存とエコが一度に実現すると考えた」(同社担当者)と話す。

 包材の削減はCO2削減につながる。また、包材費用は購入者にポイントで還元する。通い缶、トートバッグとも5月中旬以降に売れ始め、6月1日の通い缶システム運用までに通い缶60個、トートバッグ30個を販売した。「デザインが女性にうけたようで、2色を購入する人がほとんど。ギフト用の需要もある」(同)とも。

 通い缶システムは本店、直営店に限るが、商品は本店、直営店のほかグループ店の一部、同社ネットショップで取り扱う。

 同社では通い缶に貼る「大和屋ブレンド」をはじめとする品名シールも用意しており、通い缶使用者の希望があれば無償で配布する。

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