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「超地元」共同購入クーポン「うまぽん」、いよいよ運用開始

「超地元」にこだわった「うまぽん」の「うま」は群馬から、「ぽん」はクーポンのポン

「超地元」にこだわった「うまぽん」の「うま」は群馬から、「ぽん」はクーポンのポン

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 販売促進計画の立案、デザイン、ウェブサイトの制作・運営サポートを手掛けるフェイス(前橋市南4、TEL 027-220-5230)は6月1日、群馬の共同購入クーポンサービス「うまぽん」の運用を開始する。

うまぽんのイメージキャラクター

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 群馬県内ではすでにいくつかの共同購入型クーポンサービスが展開されているが、地元資本による同様のサービスは「うまぽん」が初。

 フェイスは2007年3月会社設立10周年記念事業として、高崎前橋経済新聞を運営を始めた。同社社長の長谷川広子さんは「取材を通してそれまで知らなかった店を知った。開店以来数十年にわたり手作りの味にこだわる店主、消費低迷と言われる中、新しいコンセプトの店を始める人などたくさんの人に出会った。新聞と連動が可能で、地域活性化に役立つサービスはないかと模索してきた」と振り返る。 

 当初の計画では新聞の運営が4年目に入る3月中の運用開始を予定していたが、東日本大震災、福島第一原発事故による計画停電の影響で掲載を予定していた店舗の営業時間が確定できず、延期した。

 「長い延期になってしまった。大震災の直接的な被害は少なかったものの計画停電の影響は大きかった。こうした状況を踏まえ、より強く地元を意識した『超地元』へとコンセプトを見直し、サイトのデザインも変更した」(長谷川さん)。

 うまぽんは、クーポン掲載店に対してはデジタルならではのサービスとして、購入者の年齢層、居住エリアの情報をグラフなどにして提供する予定で、紙媒体との違いを打ち出す。値引率に下限を設けず、販売日当日の販売枚数を基準に算出する売り上げの60%を店舗に還元。うまぽん側で行う、カード決済、写真撮影、ページ制作、クーポン販売に関わる経費を残りの40%で賄う。

 運用開始に先駆け、フリーペーパー「月刊ヴィアン」を発行するジャスト(前橋市問屋2)との提携も決まった。両社とも「地域活性化を目指し、協力し合いながら地元を盛り立てられれば」と意気込む。

 販売は1日1店舗分で、販売時間は正午から24時間。

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