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前橋・老舗ベーカリーの「たまごパン」と「挟みもの」、懐かしさが売り上げをけん引

「たまごパン」ストレート

「たまごパン」ストレート

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 創業65年の老舗ベーカリー「アジアパン」(前橋市岩神2、TEL 027-231-4020)の「たまごパン」が人気を集めている。

「たまごパン」生クリーム挟み

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 「たまごパン」は菓子パン生地の上に、卵でこねたクッキー生地をのせて焼いたもので、創業者の岡部虎雄さんが大正時代に流行した「ビスケットパン」を基に考案した。サクサクした皮の卵の香りが特徴。

 そのままでも販売するが、コッペパンと同様、「たまごパン」にマーガリンやジャム、ピーナツクリーム、カスタードクリーム、生クリームなどを挟んだ状態での販売が半数を超える。

 同店近くには群馬県立前橋工業高校や共愛学園(現在は移転)があり、高校生の利用が多かった。「高校生の時に食べた人たちが今でも買いに来てくれる。たまごパンの中でも人気のある『生クリーム』は30年くらい前に共愛学園の生徒さんのリクエストに応じて作ったもの」(2代目の富太郎さん)だという。

 価格は、「たまごパン」が126円、生クリームなどを挟んだものが150円~210円。

 営業時間は8時~18時30分。日曜・祝日定休。

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